政治という言葉に対してもしかしたら、タブーだったり怖い・面倒といった、ネガティブなイメージを持っているかもしれません。
しかし政治も、問題発見解決力と密接に関わっています。
政治に関わるということは「自分たちの住む社会を良くする」ということです。
話題に上がるのは国政に関することが多いですが、国政だけが政治ではありません。
不完全な人間が作る社会が完全であるわけもなく、何らかの問題があるはずです。
そこで「こうであってほしい」という想いがあれば、それは問題発見解決の動機になるわけです。
動機から解決までの流れは 問題発見解決力を伸ばすとは に書いてありますが、政治に関わるということは問題発見解決力を発揮するということなのです。
また、自分の身近な苦痛が源泉であるケースが多いので、その動機も強いことでしょう。
しかし、政治が難しいのは「お金」と「権力」という人を惑わす力が作用していることです。
この力に惑わされて貪欲で傲慢になった人は、他の人を力で押さえつけたり、意味が無いなどの言葉で遠ざけたりして、政治に関われないようにしようとします。
それが冒頭に述べたネガティブなイメージにつながっているのでは無いでしょうか。
でもそこで関わらなければ、貪欲で傲慢な人に身の回りのものをどんどん奪われて、その人だけが住みやすい世界が出来上がります。 そんなの嫌ですよね。
強者に従うことで安心を得ている人もいますが、一時のものです。いつかは強者に奪われてしまうのです。
使わない筋肉が衰えるように、政治力も政治に関わらなければ衰えます。
今の自分に合ったことで構わないので、政治に関わって実際に行動するということが大事です。
そしてそれは同時に、問題発見解決力も鍛えるということにつながります。
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